SSDって種類がいっぱいあってどれ選べば良いか分からないよ
どのSSD買うか悩んでるみたいだね。何に使うの?
容量不足のPS5に取り付けたいっ!!
ということで今回は、色々種類があってよく分からない人に向けてSSDの説明をしたいと思います!
SSDとは
SSD(Solid State Drive)はソリッドステートドライブの略でHDDに比べ振動に強く、データへのアクセス時に音がせず、HDDよりも消費電力が少なく、軽量という利点があります。
転送速度(読み込み、書き込み)もHDDに比べ早く、ゲームやアプリなど起動やインストール時間が激変します。
逆にデメリットはHDDに比べ価格が高いことです。
過去にPS4、PS4Pro、WindowsPCをHDDからSSDに換装しましたが、驚くほど速度が上がりビックリしました!
SSDの規格サイズと接続インターフェイス
SSDには2.5インチとM.2(エムドットツー)の2種類の規格サイズと、SATA(Serial ATA)とPCI Expressという2種類の接続インターフェイスがあります。
2.5インチ SSD
2.5インチSSDの厚みは7mm厚が多数です。少し前までは7mm以外にも9.5mmなどもありました。2.5インチベイに装着できるようになっております。
PS4、PS4Proに装着するのは2.5インチSSDになります。
M.2(エムドットツー) SSD
M.2(エムドットツー)はPCI Expressの規格になります。M.2には複数のサイスがあり2230、2242、2260、2280、22110となっています。サイズの見方は2280なら幅22mm、長さ80mmとなります。PCI Expressになるので2.5インチSSDより転送速度(読み込み、書き込み)が早いです。
最近のPCのマザーボードにはM.2スロットがありケーブル無しで直接装着できます。
PS5に装着するのはM.2 SSDになります。参考リンク:PlayStation®5にM.2 SSDを取り付ける方法
Serial ATA
パソコンと周辺機器をデータ転送する接続規格です。
Serial ATAは3世代の規格(SATAI、SATAII、SATAIII)があり、現在使用率が高いのはSATAIIIで理論上の転送速度は最大6Gbp/sとなります。
PCI-Express
PCI-Expressとは「Peripheral Component Interconnect-Express」を略した名称で高速データ通信が可能な接続規格です。
PCI-Expressにも世代の規格があり、使用率が高いPCI-Express Gen3、ハイエンド向けのPCI-Express Gen4があり、PCI-Express Gen3は転送速度は最大32Gb/s、PCI-Express Gen4の転送速度は最大64Gb/sになります。
SSDの選び方
SSDの規格サイズと接続インターフェイスが確認できたら、容量、データ速度を確認して自分にあったSSDを選びましょう。
容量
SSDの容量が大きければ価格も高くなります。PCの場合、OS(Windows)をインストールするだけなら256GBで十分足ります。
ゲームをインストールするなら最低512GBは欲しいです。最近のゲームの必要容量は50GB以上というタイトルが多くなってきていて、PC版ですがサイバーパンク2077は68.2GB使っていました。容量の大きいゲームをインストールしたい場合は容量の多いSSDを選んだほうが良いでしょう。
接続インターフェイス(転送速度)
PS4、PS4Proに取り付けるならSATAIII(Serial ATA 6Gb/s)になります。
PCのマザーボードが対応しているのならPCI-Express Gen4(読込速度、約3,800MB/s~7,000MB/s、書込速度は約2,500MB/s~5,500MB/s)のSSDが良いでしょう。OSやアプリ、ゲーム等の起動が早くなります。
PS5は公式で読み込み速度5,500MB/秒以上を推奨しています。読み込み速度5,500MB/秒以下でも動作してという情報はSNS等で見ますが、公式が読み込み速度5,500MB/秒以上を推奨しているので読み込み速度5,500MB/秒以上が良いと思います。
以上、SSDの選び方の解説になります。
あなたに合ったSSDが選べるようになったら嬉しいです!