【初心者向け】どれを選ぶ？グラフィックボードの性能と見方

2022年5月4日2022年8月22日

リオ

友達にオススメのグラフィックボードどれって質問されたけど、、、

キャロル

そうなんだ！どのグラフィックボードオススメしたの？

リオ

いや〜自分さぁ、グラフィックボードの知識ゼロなんだよねw

キャロル

こんな人のため、今回はグラフィックボードについて解説したいと思います。

色々な種類があるグラフィックボードは種類によってスペックや価格が違います。
本記事ではグラボの役割、スペックの高い、低いどうやって見分けるか。PCでゲームをしたい場合、どのようなグラボが良いのか解説します。

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グラフィックボードとは

PCで映像を信号として出力又は入力する機能を拡張カードとして独立させたものです。
グラフィックボードが無いとPCに映像が表示されないかと思われますが、CPUに内蔵されているGPUで映像を表示することができます。
ゲーミングPCと呼ばれているPCの殆どはグラフィックボードが搭載されています。
グラフィックボードの役割としては、CPUに内蔵されているGPUの性能不足をグラフィックのスペシャリストにお願いしてCPU負担を減らし、PCで高画質のゲームや映像を表示するために必要になります。

グラフィックボードのメーカー

グラフィックボードにはNvidiaやAMDなどのGPU製造会社が販売しているリファレンスモデルとNvidiaやAMDが製造したGPUを使用し、自社基板や冷却ファンを取り付けて販売しているオリジナルモデルがあります。

リファレンスモデル: NvidiaやAMDが製造したメーカーが設計した標準モデルのことを指し、PC環境に左右されず安定して動作するよう設計されているのが特徴です。
オリジナルモデル: ASUSやMSIなどのなどのPCパーツメーカーがデザインして販売するモデルです。リファレンスモデルより性能重視で冷却機能も高いです。
その分、リファレンスモデルより価格が高くなっています。

グラフィックボードのスペックの見方

NvidiaとAMDはスペックの見方が違います。
それぞれのグラフィックボードの型番を確認すれば大体の性能が把握できます。
ここではNvidiaとAMDそれぞれの型番の確認方法を説明します。

Nvidiaのグラフィックボードのスペック確認方法

「NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti」を例に説明します。

Nvidiaとは: メーカー名
GeForceとは: GeForce(ジーフォース)とはNvidiaが設計開発したGPUのブランド名
RTXとは: クラスを表します。全世代ではGTXと呼ばれていました。
RTXと名称変更したのはRay Tracing（レイトレーシング）に対応したことが理由です。
3080とは: 3080の30が世代、80が性能を表します。
この場合、3000世代の性能が80（型番上）になります。RTX3080はRTX3060、3070より性能が高く、RTX3090より性能が低くなります。
Tiとは: 規格になります。Ti以外にもSUPERというものもあります。（RTX20××シリーズ）
性能アップ版と思っていただいてOKです。RTX3080とRTX3080TiではRTX3080Tiのほうが性能が上になります。

ここで疑問がでてきます。

RTX3070とRTX2080ではどっちのほうが性能が上？: 結論を言うとRTX3070の方が性能が上です。
RTX2080のほうがRTX3070より型番の数字は上ですが、ベンチマークサイトのPassMarkによるとRTX2080は18,731、RTX3070は22,092となります。
2000世代の80より3000世代の70のほうが性能が上になります。性能だけではなく世代も重要なチェックポイントになります。

AMDのグラフィックボードのスペック確認方法

「AMD Radeon RX 6800 XT」を例に説明します。

AMDとは: メーカー名
Radeonとは: RadeonとはAMDが設計開発したGPUのブランド名
RXとは: クラスを表します。
6800とは: 6800の頭文字6が世代、800が性能を表します。
6世代の性能が800（型番上）となります。
XTとは: 規格になります。RX6800とRX6800XTではRX6800XTのほうが性能が上です。同じ世代、性能ならXTと表記されているほうが性能が上です。

どのグラフィックボードを選ぶ？

PCで３Dゲームをプレイする場合、グラフィックボードはほぼ必須となります。
プレイするゲームや自分が求めるプレイ環境によってどのグラフィックボードを選ぶのか変わってきます。
モニター解像度がフルHDと４Kではグラフィックボードに求める性能が変わってきます。又、遊ぶゲームソフトによってもグラフィックボードに求める性能が変わります。

プレイするゲームによって変わりますが、フルHD環境ならRTX3060をオススメします。価格コスパも良くレイトレ対応、ゲームタイトルによりますが60fps以上も可能です。
今後発売するタイトルによってはフルHD60fpsが難しくなる可能性はありますが、現状では十分な性能でしょう。

予算に余裕があるのではRTX3080以上がオススメです。高画質の４Kでプレイする環境は臨場感タップリで家庭用ゲーム機では味わえない環境でしょう。